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MarkdownテーブルGFM

Markdown テーブルの書き方 — パイプ記号で表を作る基本構文

Markdown でテーブル(表)を作る方法を解説します。パイプ記号とハイフンによる基本構文、配置の指定、GFM 対応、よくある落とし穴までカバーします。

FormatArc CSV to Markdown の変換結果
目次
  1. 基本構文 — パイプとハイフン
  2. 配置の指定 — 左寄せ・中央・右寄せ
  3. GFM(GitHub Flavored Markdown)での扱い
  4. よくある落とし穴
  5. パイプ記号を含むセル
  6. セル内の改行
  7. 空セル
  8. 列数の不一致
  9. 大量データなら CSV から自動生成
  10. FAQ
  11. Q. Markdown テーブルにヘッダーなしの表は作れますか?
  12. Q. セルの中にリンクや画像を入れられますか?
  13. Q. テーブルの列幅を指定できますか?
  14. まとめ

結論から言うと、Markdown のテーブルはパイプ記号 | とハイフン - だけで書けます。

| 名前 | メール | 権限 |
| --- | --- | --- |
| 田中 | tanaka@example.com | admin |
| 鈴木 | suzuki@example.com | viewer |

手書きが面倒なら CSV to Markdown に CSV を貼り付ければ一瞬で変換できます。以下で構文を詳しく見ていきます。

基本構文 — パイプとハイフン

Markdown テーブルは 3 つのパーツで構成されます。

  1. ヘッダー行 — 列名をパイプ | で区切る
  2. 区切り行 — ハイフン - を 3 つ以上並べてヘッダーとデータを分離する
  3. データ行 — 各セルをパイプで区切る
| 項目 | 値 |
| --- | --- |
| CPU | Apple M4 |
| RAM | 16 GB |

行頭と行末のパイプは省略できますが、可読性のために付けるのが一般的です。列ごとの幅を揃える必要はありません。レンダリング時に自動で調整されます。

配置の指定 — 左寄せ・中央・右寄せ

区切り行にコロン : を加えると列の配置を制御できます。

記法 配置
:--- 左寄せ(デフォルト)
:---: 中央揃え
---: 右寄せ
| 商品 | 数量 | 単価 |
| :--- | :---: | ---: |
| りんご | 3 | 120 |
| みかん | 10 | 80 |

数値列を右寄せにすると桁が揃って読みやすくなります。

GFM(GitHub Flavored Markdown)での扱い

GitHub、GitLab、Zenn、Qiita、Notion、Obsidian など主要なプラットフォームは GitHub Flavored Markdown(GFM)のテーブル構文をサポートしています。上で紹介した構文はそのまま使えます。

GFM のテーブルで覚えておくと便利な点をまとめます。

  • ヘッダー行は必須。ヘッダーなしのテーブルは GFM では作れない
  • 区切り行のハイフンは最低 3 つ(---)必要
  • セル内でインラインの書式(コード、リンク、取り消し線など)が使える
  • テーブルの前後に空行を入れないとパーサーがテーブルとして認識しない場合がある

よくある落とし穴

パイプ記号を含むセル

セルの中に | を書くと列区切りと誤認されます。バックスラッシュでエスケープしてください。

| コマンド | 意味 |
| --- | --- |
| cmd1 \| cmd2 | パイプでつなぐ |

セル内の改行

Markdown テーブルの仕様上、セル内で改行はできません。どうしても改行を入れたい場合は HTML タグ <br> を直接書く方法がありますが、プラットフォームによってはサポートされていません。

空セル

セルを空にしたいときはパイプの間にスペースだけ入れます。パイプを連続で書いても問題ありませんが、スペースを挟むほうが読みやすくなります。

| A | B | C |
| --- | --- | --- |
| 1 | | 3 |

列数の不一致

ヘッダーが 3 列なのにデータ行が 2 列しかない場合、ほとんどのパーサーは不足分を空セルとして処理します。逆にデータ行が多い場合は切り捨てられます。列数は揃えておくのが安全です。

大量データなら CSV から自動生成

5 行程度なら手書きで十分ですが、20 行を超えるデータや列数が多い表は手作業だと時間がかかります。Excel やスプレッドシートのデータを CSV としてコピーし CSV to Markdown に貼り付ければ、パイプの整列やエスケープ処理を気にせず一発で変換できます。

CSV からの変換手順を詳しく知りたい場合は CSV を Markdown テーブルに変換する方法 を参照してください。変換した Markdown テーブルをさらに HTML に変換したい場合は Markdown を HTML に変換する方法 もあわせてどうぞ。

FAQ

Q. Markdown テーブルにヘッダーなしの表は作れますか?

GFM ではヘッダー行が必須です。ヘッダーが不要な場合でも空のヘッダー行と区切り行を書く必要があります。

Q. セルの中にリンクや画像を入れられますか?

インライン Markdown([テキスト](URL)![alt](画像URL))はセル内で使えます。ただしテーブルが横に長くなりすぎると可読性が落ちるため、リンクのみに留めておくのが現実的です。

Q. テーブルの列幅を指定できますか?

Markdown の仕様には列幅の指定方法がありません。レンダリング時に内容に応じて自動調整されます。細かく制御したい場合は HTML の <table> を使う必要があります。

まとめ

Markdown テーブルの構文はシンプルで、パイプとハイフンさえ覚えれば手軽に表を作れます。配置の指定やエスケープなど細かいルールもありますが、基本を押さえておけば困ることはありません。

行数が多いデータを扱うときは CSV to Markdown で CSV を貼り付けるだけの変換がおすすめです。手書きの手間を省いて正確な Markdown テーブルを作成できます。

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